日本人は、外国でコミュニケーション不足。韓国など海外展開を後押ししている国と違い、日本は民間が主導。しかし単独飛行が多いので、まず失敗する。日本はいい技術やサービスを持っているが、世界で主流の方法とは異なっているために、うまく戦えていない。
といったようなことを、現状を見ながら合田ジョージが語ってくれました。
日本の各種産業は海外で十分通用するものがあるものの、実際には、ほとんど海外ではアピールされておりません。 一方、日本のコンテンツ(漫画、アニメ等)は世界でも高い知名度がありますが、これも日本人の手でプロモーションされているとは言い難い状態です。海外の方が自分で見つけているに近い。例えば、「忍者」という日本のコンテンツでもっとも儲けているのは米国の企業なんです。
今回は海外でのコンテンツ系の展示会(フランス、イタリア、スペイン、シンガポール他)の状況や日本人の手によるプロモーションの現状に加え、日本の各種商材の海外展開や日本のコンテンツを応用したそのプロモーションについてお話を伺いました。
【講師紹介】
合田ジョージ氏 Weglo Japan Inc. / Chief Executive Officer
略歴 : MBA、理工学修士。東芝、村田製作所など大手メーカでの研究開発、 海外アライアンス、海外展開、グローバル戦略を実践。ITベンチャーの 海外展開を指揮、同社大手携帯事業者へのバイアウトに携わる。同グループ広告会社海外戦略部長を経て、多数の海外展開のサポートや 海外政府のサポートを実践。